ほっほっほ、地球人の皆さんこんにちは。
宇宙の帝王、アカギレーシングです。
本日公開 ドラゴンボールZ 復活の「F」 観てきました!
前作、ドラゴンボールZ 神と神から2年。待ちに待った続編です!
今回の復活の「F」では全ての脚本を原作者の鳥山明さんが書いたらしいんですよ!
これは前作の神と神以上に“本物”のドラゴンボールということじゃないですか!
これを劇場で観ないと一生後悔すること間違いなしです!!
そして最高のドラゴンボールを観るために、IMAX 3D版で観てきましたよ!
前作の神と神は3D版の上映がなかったので通常のIMAXで観たのですが、今回は3Dメガネをかけて観る3D版です!
日本映画では初のIMAX 3D上映! お値段は2,300円! 本物で最高のドラゴンボールが観られるなら高くはない!!
↑ というくらい、期待してワクワクしながら観に行きましたよ!
実際に観た感想は!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
う~ん・・・・・
結構、残念でした・・・
今回、鳥山明さんはアクションシーンを増やすことに重点を置いて脚本を書いたそうなのですが、
肝心のアクションシーンがイマイチで・・・
IMAX 3Dで観てるのに迫力が全然ないんですよ・・・ スピード感なんか全くないですし・・・
今回、作画担当のアニメ屋さんの趣味(経験)でアクションシーンに少林寺拳法の動きを取り入れたらしいんですよ、
映画を観る前にその情報を知って、嫌な予感はしてたんですが、その予感が的中してしまいました・・・
難しいことは書きませんが一言で言うと、少林寺拳法の動きなんてドラゴンボールの世界観には全く合わない。
ということなんです。
突きや蹴りを一つ一つしっかりと見せることにこだわってしまって、スピード感が全然なく、
少林寺拳法経験者の自己満足的なアクションシーンになってしまっています・・・
ボクシングなどの近代格闘技を参考にしたならスピード感は出せるかもしれませんが、ドラゴンボールのキャラクター達がボクシングテクニックを駆使して戦うなんて、それも違いますしね。
結局、現実世界の人間が使う格闘技術なんて何を使ってもドラゴンボールには合わないんですよ!
気付いてほしかったなぁ・・・
まぁ、こんな見方をするのは私だけかもしれませんが、迫力とスピード感がなかったのは確かです・・・
前作もスピード感のなさが気になっていたのですが、続編でも改善されていないというのはダメですね。
あと、凄く気になったのがピッコロと悟飯の弱さです。
神様と合体して、ナメック星にいた頃のフリーザより遥かに強くなっているはずのピッコロが、
ザーボン・ドドリアレベルの敵に苦戦する・・・
さらに魔貫光殺砲の安売り(いや安撃ちか?)をして 「やったか!?」 などとザコキャラ丸出しのセリフを吐く・・・
映画を観ていて、これ本当に鳥山明さんが書いたのか!? と思いましたが、
ピッコロは(ザーボン・ドドリアレベルの)シサミというフリーザ軍一の戦士にてこずっている。
と鳥山明さんが書いた脚本に記述されていますので、この超絶弱体化は何だ!?!?!? って感じです・・・
鳥山明さんが書いた脚本には“魔貫光殺砲”と“「やったか!?」”の記述はなかったので、これはアニメ屋さんが足したのかもしれませんが・・・
とにかく違和感バリバリです・・・
悟飯は・・・
今回不参加だったヤムチャさんの役目を立派に果たしてくれました。 ありがとうございます。
第1形態のフリーザに一撃でやられる・・・
原作者がそう書いているんだから間違いないんでしょう・・・
アルティメット悟飯なんてなかったんです。 本当にありがとうございました。
亀仙人、天津飯、クリリンの戦闘シーンもなんの面白味もなく、まるでテレビアニメのドラゴンボールで散々見せられた時間稼ぎのようでした・・・
それぞれの必殺技の見せ方も酷かったですよ・・・ 本当に・・・
亀仙人だって、もっと熱くカッコいい見せ方ができたはずなのに!
無駄にかめはめ波を2発撃たせなくていいよ・・・
アクションシーンが今作の売りのはずなのに、アニメ屋さんセンスなさすぎ!!
最後に主題歌。
ももいろクローバーZ・・・
何コレ???
私は、映画本編が終わった後の歌って物凄く大事なものだと思っているのですが、
制作側の人間にとっては、最後の歌なんてどうでもいいものなのでしょうか?
残念すぎます・・・・・