皆さんこんにちは。
ただのギャバン好きな人間です。
観て来ましたよ!
公開初日、一回目の上映で!!
待ちに待った!!!
宇宙刑事ギャバン THE MOVIE をッッッ!!!!!
いやぁ、やっぱサイコーでしたよ!
もの凄く面白かった!!
・・・・・と、
本当は言いたかった・・・・・
でも・・・ 言えません。
本当に大好きなギャバンのことで嘘は書けませんから。
私があまりにも期待しすぎたせいもあるでしょうが・・・
大葉健二さんの生身のアクションが、前回の海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン
に比べてかなり増えていて、そこは本当に良かったです!
めちゃくちゃカッコ良くて!渋くて!そしてお茶目なところもちゃんとあって^^
でも不満な点が一つ、一条寺烈(大葉健二さん)が十文字撃(石垣佑磨さん)を助けにくるシーンがあるのですが、そこで一条寺烈が乗ってきたのは、現行型?の青いジムニーでした・・・
いや、そこは当時と同じ赤い2ストジムニー SJ30FKで来ようよ!!
青色は新ギャバンの色だし、折角流れるようなスピーディーなアクションシーンだったのに、ドアを開けるとき動きが一瞬止まってカッコ悪く見えるんですよ!!
SJ30FKなら荷台に放り込めるのに!!
あぁぁ~~~ッ 勿体ない!!
まあ、そのジムニーの件を置いておくと、一条寺烈(大葉健二さん)の登場は盛り上がりましたよ!
「本物が来たぁ!!」と喜んでいるチビッコ
感動してずっと拍手を続けているチビッコ
「すげえ!」と言いながらフガフガいわせてポップコーンを食っている豚・・・
本当に凄い盛り上がりでした!
でもその盛り上がりも長くは続きませんでした。
良かったのは一条寺烈が登場してから新ギャバンとダブル蒸着するまでの間だけなんですよねぇ・・・
宇宙刑事ギャバンの魅力の一つに、息もつかせぬアクションの連続!というのがありますが、今回の映画はストーリーを見せる部分がやけに長く、一息どころか二息も三息もつけてしまいます。
変に大人を意識しているというか・・・
石垣佑磨さんが高い所から放り投げられるシーンもカット割りで誤魔化していて、あ~ぁ・・・ と思っちゃいましたし・・・
初代ギャバンを知らない人や忘れている人なら、特に落胆することなく観れたんでしょうけど、私はこの映画を観る直前に初代ギャバンを全部見たので、どうしても物足りなく感じてしまいました・・・
アクションもなんかなぁ・・・ 中途半端なんですよねぇ・・・
特に物語後半、初代ギャバンはろくな戦闘シーンもなしで、明るい場所でレーザーブレードを使い、いきなりギャバンダイナミック(最後にトドメを刺す技です)を使ってリザードダブラー(怪人)を倒しちゃうし・・・
折角の名曲(通称)レーザーブレードのテーマも使い方が悪くて・・・
主役である新ギャバンを食わないように、という配慮だと思いますが・・・
そのリザードダブラーもギャバンのダブルモンスター(怪人)と言うよりは、
なんか戦隊モノの怪人みたいだったし・・・
シャリバンとシャイダーは全然いなくてもいい様な存在感のなさと、戦闘シーンの少なさ・・・
そして謎のチンピラ仕様・・・
今の子供達は、このヒーローをカッコイイと思えるのだろうか? いや!思っちゃダメだろ!!
そして新ギャバンと敵のボスとの、全然盛り上がらない最後の戦い・・・
ストーリーも全体的に暗いんですよねえ・・・
初代ギャバンにも悲しい話はありましたけど作品全体としてはもっと明るく、見ていて熱く、そして楽しくなる作品だったんですが、今回の映画は観終わってもすっきりしないというか、笑顔になれないというか・・・
シャリバンとシャイダーをあんなチョイ役で使う予算と尺があるなら、大山小次郎さん
(宇宙刑事シリーズの名物キャラです)を出した方がよっぽど良かったのになぁ・・・
そうすれば少しは明るくなって、ギャバンらしさも出たんじゃないかなぁと思いますし
それと、音楽って凄く大事だと思うんですが、今回は音楽的にも盛り上がりに欠けてましたね
残念です本当に・・・ ギャバンは名曲揃いなのに・・・
最後に流れる串田アキラさんの超名曲「宇宙刑事ギャバン」だけがせめてもの救いでしたね・・・
CGの電子星獣ドルもなぁ・・・
ちゃんと模型作って撮ろうよ・・・
ドルはゴーカイジャーVSギャバンでもCGでしたが、作品全体が良かったので、まあ我慢していましたが今回は言ってしまいました・・・
それでも、海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンは心の底から観に行って良かったぁーーッ!!
と思えて、上映中は本当に至福の時だったのに、今回は全くそんな気持ちになれませんでした・・・
なんていうか・・・
あまりにも好き過ぎると楽しいだけじゃ終われませんもんね
単車もそうですけど・・・
う~~~ん・・・・・
自分の心に問いかけるために、もう一回観てきます!!