アカギレーシングです。
前回のブログで、試乗後にまた記事を書きますね~♪ と書きましたが、試乗インプレの前に足回り整備の様子をご覧ください。
なぜかと言いますと・・・ 実はちょっと試乗したのですが、自分が思っていたような、自分が求めていたような曲がり方をしなかったんですね。
ナイトホークのコーナリング特性ってこれで正解なのか? と思ってしまった訳です。
ちゃんと整備したら違う曲がり方をするかもしれない。試乗インプレを書くのは足回りの整備をしてからの方がいいなと、それで今回は足回り整備編になりました。
まずは、すり減っていたリアタイヤを交換しました。
ナイトホーク250の標準タイヤであるダンロップ K327AGからIRCのRS-310へ。
タイヤって表記サイズが同じでも実際の大きさは結構違ったりしますが、RS-310はK327AGとほぼ同じ大きさでした。
センタースタンドをかけて、不要のアクスルシャフトを使ってフロントを浮かせました。
旧い車両はステムベアリングの状態が悪いことが多いのですが、このナイトホークは割と良好な状態でした。
ヘッドパイプに打痕があったのでステムベアリングは交換歴がありそうです。
折角ここまで外したのでベアリングは交換することにしました。
ステムベアリングはコーナリングの要ですからね!
私は新車で買った車両でもバラして組み直します。(もう新車を買うことはないでしょうけど)
画像下のような汎用工具でも外せますが、上の専用工具を使った方が確実に外せます。
ボールレースドライバ 07944-1150001
ドライバハンドルアウタA 07749-0010000
ドライバアウタ37×40mm 07746-0010200
ステアリングトップボールレース 50301-041-010 ×2
ステアリングステムドライバ 07946-GC40000
ステアリングヘッドダストシールワッシャー 53215-001-000
ステアリングヘッドダストシール 53214-001-010
ステアリングボトムコーンレース 53212-030-010
上も下も21個使用します。
オメガグリース オメガ57(青色)2号
アルミニウムコンプレックスグリスです。
最近使い始めたグリスなので長期使用でどうなるかは分かりませんが、粘着力の高さと青い色それに銀色のキラキラ光るものが入っていてマニア心をくすぐります^^
画像はステアリングステムナットの締め付けに使った工具です。
ステアリングステムソケット 07916-3710101
元々装着されていたものと同じ、ナイトホーク250の標準タイヤであるダンロップ K300MAです。
フロントフォークは、オイルとフォークキャップボルトのOリング23×2.8 94608-50000 のみ交換しました。
あくまでも試乗のための整備ですからね、そのうち全部バラしてちゃんと整備します。
使用オイル カワサキ純正フォークオイルG10 オイルレベル標準162mm
ボトムブリッジボルト 締め付けトルク2.4kg-m
トップブリッジボルト/ナット 締め付けトルク2.2kg-m
フォークキャップボルト 締め付けトルク2.3kg-m
フロントアクスルナット 締め付けトルク6.0kg-m
ブレーキキャリパー固定ボルト 締め付けトルク3.1kg-m
締め付けトルクなどは前回のブログに載せてあります。
外装を取り付けて、いよいよ本当の試乗です!
ナイトホーク250の真の走りとはどんなものなのか?
・・・・・・・・・・・・・・・。
少し走ってはみたものの、調子が悪いのですぐに帰ってきました。
プラグを外してみると・・・
新品に交換したばかりのプラグなのに、思いっきりかぶってるし!
次はキャブですね・・・
キャブは当然整備するつもりでしたが、その前にちょっとぐらいは走りたかったですね。
まともな試乗はいつできるのか?
次回に続きます!