皆さんこんにちは。
アカギレーシングです。
今日は、やり方が分かりにくいVmax1200のバッテリー交換の仕方をお送りします。
■整備車両
1985年型 アメリカ仕様(U49)1FK
バッテリー型式 YB16AL-A2
バッテリーはシートの下にありますので、まずはシートを外します。
タンデムシートの下にあるレバーを前方に押すとシートバックのロックが外れます。
反対側にもレバーがありますので両方同時に前方に押してください。
シートバックのロックが外れた状態です。
ガソリンの給油口はここにありますので、キーでキャップを開けて給油してください。
シートを外すときは、給油するときよりもさらにシートバックを前方にずらす必要があります。
先ほどの画像とこの画像を見比べてみてください。シートバックの下の方がさらに前方に移動しているのが分かりますか?
白いパーツの溝の形状を見ていただければ分かると思いますが、シートバックを手でグイっと前方に動かしてください。
シートバックを上に持ち上げながら前方にずらすようなイメージです。
シートバックを前方にずらしたら、指でさしている2本のボルト・ビス(10mmとプラス3番)を外してください。
反対側にも同様のボルト・ビスがありますので、合計4本のボルト・ビスを外してください。
ボルト・ビス4本を外したらシートはフリーですのであとは手で外せます。
シートを上に持ち上げながら後方に引くイメージです。
シートを取り外すとイグニッションコイルがあり、その下にバッテリーがあります。
イグニッションコイルを外さないとバッテリー交換ができないので、イグニッションコイルを固定しているボルト2本を外します。
プラグからプラグキャップを外して後方に移動させてください。
この状態でイグニッションコイルを持ち上げるとバッテリーにアクセスできます。
マイナスのボルトを先に外して、あとからプラスのボルトを外してください。
ゴムバンドを外して、バッテリーを真上に引き上げると取り外せます。
あとは新しいバッテリーに交換して、外したときと逆の手順で組み付けていくだけです。
バッテリーの端子にボルトを取り付けるときは、プラスが先であとからマイナスです。
実は今回、これを取り付けるためにバッテリーを取り外したんです↑
これを装着しておけば、いちいちバッテリーを外さなくても充電ができるようになるんです^^
たまにしか乗らない車両やVmaxのようにバッテリーの取り外しが大変な車種には便利ですよ♪